派遣看護師としてコロナウイルスの疫学調査の仕事をしてきました。
今回はその疫学調査の仕事の申し込み、仕事内容、必要だと感じたものなど、
お伝えしたいと思います。
疫学調査はメールで申し込む
看護師の派遣会社に登録すると、メールで仕事の求人が送られてきます。
いつもなら、可能な勤務先を電話にて確認も兼ねて申し込むのですが、
疫学調査に関しては複数日の指定が必要なので、
指定された期日までに、指定された日数を満たした形での申し込み
メールでの申し込みが必要となります。
人数が満たしている場合などは返信のメールや電話等はありません。
できるだけ、仕事のできる日を増やした形での申し込みだと
それだけ採用されやすくなりそうです。
指定された日にメールもしくは電話にて連絡があります。
その際に確実に通勤できることを確認されます。
市役所及び区役所の職員として電話にて調査と確認をする
当日の通勤場所や注意事項等は郵送で送られてきます。
同封されて、疫学調査に関する分厚い資料が送られてくるので、
こんな資料覚えられない!
と不安に思うことしかり、
行ってみなければわからない。

と、腹をくくって、通勤しましょう。
市や区の職員としての勤務でもあるため、
しっかりと丁寧にを心がけていきます。
疫学調査の仕事内容は?
資料の流れで進めていく
最初に初めて、疫学調査をする看護師は1時間くらいのしっかりとした説明を保健師さんよりしてもらえます。
その際、同封されていたものとは別の分厚い資料をもらいます。
仕事中は主にこちらの資料を参考にすすめていきます。
そして、通勤のたびに新しく変更事項などの追加資料をもらう形となります。こちらは4枚ほどです。

疫学調査表をもとに聞き取り調査
各病院より届けられている発症届より、調査対象者へ電話にて連絡を取る。
- 氏名、生年月日、住所、職業などの確認。(マンション名は必須)
- 発症日の確定
- 症状の確認
- 療養解除予定日のお知らせ
- 職業
- 治療中の病気
- 喫煙歴
- 身長と体重
- ワクチン接種の有無
- 療養場所
- パルスオキシメーターの貸し出し
- 配食希望
- 緊急連絡先
などの聞き取り等をおこないます。
その際、療養施設の提供、パルスオキシメーターの貸し出し、配食希望など丁寧に説明、希望を聞いていきます。
中には、症状がまだ緩和されてなかったり、話しにくい項目などもあるため、相手の状態と気持ちを大切にしながら話をすすめていきます。
一人の方とじっくりと向き合う
調査と確認の仕事ではありますが、
コロナに感染されて、つらい思いや不安等がある中での聞き取りとなりますので、
丁寧に相手の気持ちに寄り添った対応が必要となってきます。
中には行政の対応の仕方に不満を言われる方もおられるので、
そのあたりの気持ちもしっかり答えていかなければなりません。
調査が終了すると書類に書き込んでいく
書類も何枚かあるので、
丁寧にもれなく書き込んでいきます。
不足分があると、後で保健師さんより尋ねられます。
再度、電話をかける必要もでてきます。
必要だと感じたもの
マイク付きのイヤホン
聞き取り調査は大きな部屋で大人数でおこなわれるため、
他の方の声も響きます。
初日にそれを知って、必要だと思ったのはイヤホン付きマイクです。
イヤホンで相手の方の声に集中できるし、マイクを使うことで、
両手が空いて、調査表に記入したり、メモを取ることがぐんと楽になりました。

書きやすいペン
とにかく、書くことが多いです。
不在の時など、発症届の空白に小さい字で他の方にもわかるようにメモをしなければなりません。
使い慣れた書きやすいペンは大助かりです。

最後に、、、
以上、派遣看護師の疫学調査の仕事内容等を簡単にまとめてみました。
コロナ発症による、調査と確認のお仕事。
相手の方に合わせて丁寧に関わることが必要です。
「お大事にして下さいね。」との声かけに、
「そちらも頑張って下さい。」と返事をもらい心が温かくなりました。
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